【作品情報】
作品名:私の怪談師はポンコツ可愛い 2 怪談収集はデートに含まれますか?
著者:石川扇
ページ数:336
ジャンル:エンタメ
出版社:ホビージャパン
おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
怪談が怖い度 : ★★★★★★★☆☆☆
こういう人におススメ! : 1巻が好みだった人
咏や結花、杏子たちと仲を深め、怪談研究部を立ち上げた青。
怪談師として本格的に活動を始めた咏の要望を受け、彼女たちは新たな怪談収集の舞台へ向かうことに!
すると、咏推薦の心霊スポットの数々へと足を運ぶうちに、青と咏の関係にも次第に変化が表れ始め――
「青は……私と一緒にいたいと、思ってくれていますか?」
「私はどうしても――咏を支えられる霊能力者になりたい」
二人の想いが交錯する〝真夜中青春エンタテインメント〟第二弾!
シリーズ2作目。
咏や結花、杏子たちと怪談研究部を立ち上げた青。
同級生と絆を作り、ともに行動することに慣れないところはあるものの、自分なりに頑張ろうとする。
それもこれも、咏の横に並んで立ちたいから。
という、青の思いの変化というか、そういうのが強く出た2巻。
物語を動かすのは、咏の先輩の怪談師・アキナ。
青自身が自分の成長のためアキナを頼ると、咏は自分が見限られたのではないかと思ってしまうすれ違い。
まあ、この辺は明確に描かれているので、すれ違ってもいても最終的には大丈夫だろう、的なところはあるのですけれどね。
むしろ、焦った咏の頓珍漢な言動を楽しむのが吉、か。
物語の主軸はその二人の関係性とあわせて、アキナの過去について。
アキナに過去、何があったのか。
それが今のアキナにどのように影を落としているのか。
そういったことを見せてくれます。
怪談としては座敷童や裏拍手といった要素で、内容的に怖い部分もあるのでしょうが咏のコミカルさと青の脳筋が交わることで怖くなくなります。
楽しく最後まで読み進められます。
結花、杏子の出番が最初の方で終わってしまったのがちょっと残念。
後書きを読むと、シリーズはこの2作で終了?
ちょっともったいないですね。
人気があがると良いのでしょうけれど。
