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【ブックレビュー】琥珀の秋、0秒の旅(著:八目迷)

更新日:

【作品情報】
 作品名:琥珀の秋、0秒の旅
 著者:八目迷
 ページ数:345
 ジャンル:エンタメ
 出版社:小学館

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ボーイ・ミーツ・ガール度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 多感な少年少女のロード・ノベルとか好き

■作品について

世界の時間が止まるとき、二人の旅が始まる

麦野カヤトは、高校の修学旅行で北海道の函館を訪れていた。
内気で友達のいない彼にとって、クラスメイトたちとの旅行は苦痛でしかない。
それでも周りに合わせてグループ行動を続けていた、そのとき。

世界の時が止まった。

動ける人間は麦野カヤトただ一人……かと思いきや、もう一人いた。
地元の不良少女・井熊あきら。

時が止まった世界のなか、二人きりの旅が始まった。

■良かった点

『夏へのトンネル、さよならの出口』『きのうの春で、君を待つ』に続く、シリーズの第三弾。
今回は秋ですね。

主人公の麦野カヤトは、障害をもっていた。
それは、人に触れることが出来ない、ということ。
満員電車も、学校も、人に触れられないカヤトにとっては苦痛でしかない。
それでも頑張って修学旅行に参加して北海道まで来たものの、仲良く接してくれたグループの男子に触れられると条件反射で突き飛ばしてしまう。

彼を傷つけたいわけではない、それなのに、なんで。
そう思い悩むカヤトだったが、そのとき、世界が止まった。
誰も動かない、空気すらも動かない世界で、カヤトのほかに動いていたのは金髪の少女、井熊あきら。
なぜ、世界が止ったのかわからないまま、二人は歩いて東京を目指す。
ボーイ・ミーツ・ガールのロード・ノベル。

独特の雰囲気で作り上げられた世界。
物語を構成するのはほぼ、カヤトとあきらの二人だけ。
そして、ただ止まった世界を歩いて旅するだけ。
旅していく中で、少しずつあきらのことを知り。
カヤト自身のことを話し。
互いの距離が近づき、仲良くなり。
なぜ、世界が止まってしまったのか。
どうして世界は動かないのか。
そういったことを考えていく。

少年少女に優しいだけの世界ではない。
その年代で、色々と悩み、傷つき、苦しんでいる。
そんなことを示した世界。

カヤトとあきらの交流で少しずつ変わっていく関係性が良いし、あきらが可愛い。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

ラストが、ちょっとあっさり系。
勿体ない気もする。

 

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