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エンタメ 書評

【ブックレビュー】仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて(著:望公太)

更新日:

【作品情報】
 作品名:仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて
 著者:望公太
 ページ数:280
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 クールな美人上司って良いよね度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 年上の女性との大人な恋愛が読みたい

■作品について

クールな美人上司から――仕事以外の頼みごと!?

「お願い……。私のこと、抱いてほしい」
若手社員の実沢春彦は、会社で『女帝』と恐れられる厳格な
上司・桃生結子から、飲み会帰りホテルへと誘われた。
戸惑う実沢に、彼女は恥じらいながらお願いする――
「私と……子作りだけしてくれないかしら?」
誰にも言えない、恋愛なしの男女の関係が始まる。
「こ、こらっ……。会社では普通にしてなさい!」
女上司が俺にだけ見せる顔。好きになってはならないルール。
それなのに俺達は徐々に惹かれ合い――
美人上司と部下、禁断と背徳の大人ラブコメ開幕!

■良かった点

憧れの美人上司との関係。
ある意味、男性が望むシチュエーションの一つですね。

クールな美人上司、桃生結子はすでに30オーバー。
この時点でもう、そういうわけですよ。
対して主人公はまだ20代前半で、しかも女性経験なし。
そんな主人公が結子から肉体関係だけを求められる。
子供が欲しいから、抱いて欲しいと。

こういう関係性の楽しみは、職場での関係と、職場を離れて肉体関係をもつときの関係性の差といいますか。
Hを致した翌日、会社で顔をあわせたときとか。
今日、どう? みたいなお誘いとか。
仕事では厳しくてクールだけども、Hのときは・・・みたいなギャップとか。
萌えるというか、燃えるというか、いいですよね(笑)

ただ、その関係もあくまで肉体関係のみで、どちらかが恋愛感情をもってしまったらおしまいになるもの。
互いに契約をかわし、あと腐れないようにする。
だけど体を重ねていけば、お互いのことを思うようになっていくのはある意味で当然なことで。

果たしてこれからどうなるのか。
というか、1巻の時点で既にお互いに好意を抱きあっているようにも見えますけれどね・・・

■ここが改善できるともっとよかったかも?

こういうのもラノベで出るんですね。
大人の恋愛モノ? になるのでしょうか。
個人的に、ラノベにはラブコメを求めているので、恋愛に重きがいくとちょっと求めているものと違ってきてしまう。
ただこれは、あくまで自分がそうだ、っていうだけですが。

 

 

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