「中・長編」 一覧

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【マリみてSS(由乃・志摩子)】おもいでが、いっぱい その6

~ おもいでが、いっぱい ~その6    そんなことがあって数日後、薔薇の館ではいつものように山百合会の仕事が行われていた。 「ああ、事務仕事って、なんでこんなにつまらないのかしら」  頬杖 ...

【マリみてSS(由乃・志摩子)】おもいでが、いっぱい その5

~ おもいでが、いっぱい ~ その5    夢を見ていた。  幼い日の。  由乃の側にはいつも令がいた。  否、令しかいなかった。  遠くの公園では、同年代の少年少女が楽しそうにはしゃぎまわ ...

【マリみてSS(由乃・志摩子)】おもいでが、いっぱい その4

~ おもいでが、いっぱい ~その4    翌月曜日、由乃は今日こそ謝ろうと決意して家を出たが、学校に近づくにつれて段々と弱気になってきた。  謝って、志摩子さんは許してくれるのだろうか。あの ...

【マリみてSS(由乃・志摩子)】おもいでが、いっぱい その3

~ おもいでが、いっぱい ~ その3    薔薇の館での志摩子さんと大声で喧嘩した翌日。  気まずい思いを抱えながらも学園を休むわけにはいかず、悶々としながら由乃は登校した。家から学園までの ...

【マリみてSS(由乃・志摩子)】おもいでが、いっぱい その2

~ おもいでが、いっぱい ~ その2    薔薇の館に入ると、そこには志摩子さんがいた。他にはまだ誰の姿も見えないところを見ると、二番のりということみたいだった。 「ごきげんよう」 「ごきげ ...

【マリみてSS(由乃・志摩子)】おもいでが、いっぱい その1

  「ごきげんよう」 「ごきげんよう」  澄み切った青空に、乙女達の声がこだまする。  その中に一人、細身の体に色白の肌、大きな瞳に茶色がかった長い髪の毛をお下げにした少女が、周りの少女達よ ...

【マリみてSS】黄薔薇恋愛革命 エピローグ

~ エピローグ ~  新聞部の部室の中、キーボードを叩くリズミカルな音が響いていた。  前髪が目にかからないよう、ピンできっちりと留めたいつものスタイルで、真美はワープロに向かっていた。  学園祭の記 ...

【マリみてSS】黄薔薇恋愛革命 7.恋は走り始める

7.恋は走り始める  なんなんだ、これは。  なんで、こんな状況になっているのか。由乃は自問自答してみたが、都合よく答えなど出てくるはずもなかった。  令ちゃんと仲直りも出来ず、もやもやとした気持ちを ...

【マリみてSS】黄薔薇恋愛革命 6.鼓動は乱れだす

6.鼓動は乱れだす  講堂の裏手で銀杏並木を見つめながら、真美はため息を吐き出した。  一体、自分は何をしているのだろう。一人で思い悩み、自己嫌悪に陥り、落ち込んで、膝を抱えてうずくまって。  でも、 ...

【マリみてSS】黄薔薇恋愛革命 5.糸は縺れてゆく

5.糸は縺れてゆく 「……はぁ」  お昼休み、講堂の裏手の階段に腰掛けながら、真美はため息をついた。  なんで、こんな気分になっているのか。いや、理由は分かっている。昨日の出来事のせいだ。真美は、ポケ ...

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