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【ブックレビュー】お父さんはユーチューバー(著:浜口倫太郎)

更新日:

【作品情報】
 作品名:お父さんはユーチューバー
 著者:浜口 倫太郎
 ページ数:272
 ジャンル:エンタメ
 出版社:双葉社

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 ユーチューバーになりたくなる度 : ★★★★★☆☆☆☆☆
 こういう人におススメ! : 家族の話とかで笑ってホロっとしたい人

■作品について

宮古島のゲストハウス「ゆいまーる」のひとり娘、小学五年生の海香は絵を描くことが大好き。
将来は東京の美術大学に入りたいと思っていた。
とはいえ決して繁盛しているとはいえないゲストハウス、しょうもない儲け話を考える父親に、あまり期待はしていない。

そんなある日、父親の勇吾が、

「俺はユーチューバーになる」

と宣言して活動を開始する。

■良かった点

浜口さんなんでね、笑えてほろりとする作品を期待するわけです。
そういう人の期待をまさに裏切らない一作。

舞台は宮古島。
大自然を舞台にして、のどかでおおらかなゲストハウスを経営する父親と、その経営を手伝う人々。
ゆったりとした時間が流れているのが目に浮かぶよう。
だけど、海香はそんな毎日に、というか将来にちょっと不安も覚えている。
絵が好きで将来は東京の美大に行きたいと考えているけれど、とてもそんな学費とか家が出せそうにないから。

父親の勇吾は色々と金儲けのアイディアを考えるも、とても実現しなさそうなものばかり。
猫カフェではなく、アリクイカフェをやろう、とか。。。
アリクイの餌のアリの準備が大変だと分かり、あっさりやめますが。

そんな勇吾たちが売れっ子ユーチューバーの存在を知り、じゃあ自分もユーチューバーで収入を得てやろう!
と活動を開始する。
素人ユーチューバーがそう簡単に成功するわけもなく苦戦しますが、思いがけないところで動画がバズる。
そこから一気に・・・

再生回数をあげるために無茶なことをしようとする勇吾。
いやー、現実のユーチューブの世界でも普通にあるし、目に浮かぶよう。
その先に待つのは炎上・・・・
でも、勇吾のユーチューブにかける情熱というか力はちょっと尋常じゃないくらい。

実はそこには、勇吾の思惑がある。
遡ると、過去に起きたある出来事から繋がっているわけで。。。

ただ笑わせるだけでなく、家族のこととか、人と人のこととか、社会との関係とか、そういうところでホロリとさせられる。
読みやすく、一気に読み切れる。
本が苦手という人でも楽しく読み切れると思う作品。

海香のビンタの映像が脳裏に思い浮かび、とても良かった。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

宮古島の海を見たくなります!

 

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