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【ブックレビュー】ケイトが恐れるすべて(ピーター・スワンソン)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ケイトが恐れるすべて
 著者:ピーター・スワンソン
 ページ数:445
 ジャンル:ミステリー
 出版社:東京創元社

 おススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 自分の身にあったら恐ろしい度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : サイコ・サスペンスを好む

 

■作品について

ロンドンに住むケイトは、かつて恋人との間で発生した事件がトラウマとなってパニック症や被害妄想が激しくなっている。

そんなケイトだったが、又従兄のコービンロンドンに来ることになったことを機にと住まいを交換し、半年間ボストンで暮らすことにする。

新たな生活の地、ボストンのコービンのクラス家は広くとても快適そうだったが、到着翌日に隣室の女性オードリーが死体で発見される。

誰が犯人で、誰が嘘をついているのか?

「そしてミランダを殺す」のピーター・スワンソンがおくる、悪夢の四日間の物語。

【ブックレビュー】そしてミランダを殺す(著:ピーター・スワンソン)

【作品情報】  作品名:そしてミランダを殺す  著者:ピーター・スワンソン  ページ数:432ページ  ジャンル:ミステリー  出版社:東京創元社  おススメ度 : ★★★★★★★★★☆  女は怖い( ...

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■良かった点

ヘンリー怖ぇ!!

いや、まあ、ミステリーという謎ってほどのものではなく、あくまでサスペンス要素の方が強い。
どうやって殺したとか、そういうことを解き明かすのではなく、誰がオードリーを殺したのか、変な登場人物達の中からあてようというもの。

それに関しても明確に何か示されているわけではなく、あくまでサスペンス的に犯人が分かる感じ。

なんだけど、判明した事実というかが、うん、なんだろう、サイコだ。
殺人の理由もそうだし、そこに至る行動もそうだし、これはちょっとヤバい。

と、上述は後半の話だが、序盤はアパート交換でケイトが不慣れなボストンでの生活に向けた不安定な様子が良く描かれている。

  • ちょっと妙なアパートの住人。
  • いきなり発生する殺人事件。
  • ケイトが覚える幾つかの違和感。

ケイトでなくても、ケイトの周囲で何が起きているのだろうかと不安に思う。
その違和感の正体は後半で判明するわけだが・・・・

ミステリーとしてはそこまででも、サイコ・サスペンスとしてはなかなか。
そんな作品。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

「そしてミランダを殺す」を読んで同様なものを期待して読むと、物足りないと感じると思う。
「そして~」よりもよりサスペンス要素が強くなっているし、最後のオチというほどのものもないので、その辺が残念だなぁ。

 

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