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ミステリー 書評

【ブックレビュー】まほり(著:高田大介)

更新日:

【作品情報】
 作品名:まほり
 著者:高田大介
 ページ数:496
 ジャンル:ミステリー
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 癖のある言い回し度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 仮説や検証などみっちりと詰まったのも好き

 

■作品について

大学院で社会学研究科を目指して研究を続けている大学四年生の勝山裕は、とあることがきっかけで都市伝説に興味を持つ。
その都市伝説とは、上州の村で二重丸の描かれた札が至る所に貼られているというもの。
その村と出身地の近かった裕は、都市伝説と蛇の目紋を追いかけていく。
するとそこには思いもかけない秘密があった。

タイトル「まほり」の意味とは?

驚きの民俗学ミステリー

■良かった点

「図書館の魔女」が大好きです。
あれ、シリーズの最新巻は?
と思っていたところで発売されたのが本作です。

現代を舞台に、民俗学を舞台にしたミステリーが繰り広げられていく。
のだが、とにかく序盤から知識の渦に巻き込まれていく。
ここまで書く必要があるんですか?
と問いたくなるくらい、民俗学、社会学、人類学、といったところにぐんぐん踏み込んでいきます。
そうか、調べるっていうのはこういうことを言うのか、と思わせてくれるような内容。
考証、探求、仮説、検討、なんでもよいけれど、学術書か! と言いたくなっちゃうような感じ。
(実際の学術書はもっと凄いのかもしれませんが)

また、作者独特の言い回しというか表現というかも健在。
「図書館の魔女」で慣れている人にはお馴染み? かもですが、初見の人がどう感じるかはなんとも。
でも、そういう言葉遣いもあるんだー、なんて楽しみ方もできちゃう。

物語は、主人公の裕が帰郷した際に地元の図書館で司書を務めているかつての友人である女生徒フィールドワークをして謎を探求していくわけだが、謎を追う中で二人の関係がちょっとずつ深まっていくのも一つの楽しみ。
マツリカとキリヒトのようなボーイ・ミーツ・ガールとはいかないが、今作の香織さんも魅力的な女性です。

物語は終盤で一気に盛り上がり、怒涛の展開に。
ああ、そういうことだったのかというラスト。
なんともいえない余韻を残してくれる。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

古文のところは・・・・無理に読まなくても大丈夫。
だけど、そこで脱落しちゃう人はいるかもなぁ。
あと、前半、追っていくのがしんどいと感じちゃう人もいるかも。

 

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