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佐藤はつき氏の『オレが私になるまで』男女の意識を強めさせる3巻の感想。

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こんにちは、神門です。

現在のTSものでもっとも注目株且つ良作、『オレが私になるまで』の3巻が出ました!

表紙を飾るアキラが、巻を追うごとに女の子っぽく、可愛くなっていくのが、見ている方がドキドキしてきます(笑)

 

主人公のアキラはもともと男の子ですが、突発性性転換症候群により小学生の時に女の子となってしまいました。

居場所をなくしたアキラは転校して状況を変え、「女の子」として小学生を卒業し中学生になりました。

まだ男の時の思いを捨てきれないけれど、女の子としての気持ちも出てきました。

そんな、女の子になった男の子の成長と変化をゆっくり描いていくTS作品の第3巻の感想です。

 

作品情報

作品名 オレが私になるまで
著者 佐藤はつき
出版社 KADOKAWA
紹介対象の巻 3巻
ジャンル TSF

 

作品の感想

2巻で中学生となり、新たな人間関係を築いていくようになりました。

その中では、男なら感じないような女の子同士の人間関係といったものにアキラは悩まされていました。

佐藤はつき氏の『オレが私になるまで』2巻を読んでの感想。ゆっくり女の子を体験し変わっていく姿が良い

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この3巻では女の子同士から、女の子と男の子の関係に焦点がうつってきています。

中学生ともなれば思春期、異星のことが今まで以上に気になってくる年頃です。

制服を着るようになると、明確に男女を意識するようになります。

小学生の時は男の子みたいだった子も、制服でスカート姿になることで印象が変わったり、大人っぽく感じたりすると思います。

男も女もちょっと大人に近づき、それは当たり前のこと。

 

特に女の子の方がこの頃は精神年齢が高いですからね。

相変わらず馬鹿なことばかりやっている男子に比べて、やっぱり恋愛モードは強くなります。

  • 恋愛感情
  • 好きな男の子
  • 告白

それは望む望まないに関わらず、アキラにも当然のように絡んでくることになります。

女子中学生です、色恋話にはそりゃあ目がないってものでしょう。

アキラにもクラスの男子との熱愛疑惑が(?)

「オレが私になるまで」 3巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

 

アキラと男子生徒の距離も少しずつ変わっていきます。

学園祭の中で男女逆転劇を行うことになりました。

その中で、久しぶりに男装(王子様役)をすることになったアキラ。

そして、女の子役になったクラスのちょっと怖そうな男子。

 

その交流の中で、男だからとか、女だからとか、そういうことを考えるようになるアキラ。

そんなアキラの行動や考え方に影響を受けるクラスの男子。

アキラ自身も、

  • 保健の授業で妊娠や出産について学んだり
  • お化粧を試してみたり
  • 胸が膨らんできたり

色々なことから、女であることを今まで以上に強く意識し、さらに深く考えざるを得ない状況になります。

アキラ自身はもう女の子として生きていくしかないことを受け入れている。

でも、だからって全てが割り切れるわけではない。

化粧を試してみようとしたり

身体の変化に戸惑ったり

「オレが私になるまで」 3巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

 

中学の友人達はアキラが女の子であるということしか知らないから、女の子として接してくる。

だけど家族はアキラが男の子であったことを知っているから、女の子として生活しているのは嫌なのだろうと気にしてくれる。

でも、女の子となって可愛いものが好きになっていく自分。

それが自分で良いじゃないかと内心で思いながら、に出すことが出来ない苦しさ。

昔を知っている家族に知られることが嫌。

それは、きっとそうなんだろう。

 

女の子の服を着たいと思う自分を家族には言えない

可愛い服が着たい、可愛いぬいぐるみが好き。でも、家族にそれを言っていいのか苦しむアキラ

「オレが私になるまで」 3巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

 

アキラ自身、このまま成長して自分はどうなるのだろうか。

男の子を好きになって、結婚して子供を産むようになるのか。

それとも男の気持ちを持って女の子を好きになるのか。

男と女、避けられない問題にアキラも直面するのでした。

悩むアキラ

「オレが私になるまで」 3巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

 

やっぱり進め方がうまいと感じます。

2巻では、中学にあがって女の子同士の関係性を描いていましたが、今巻では男女の関係性について。

  • 1巻 → 自分自身
  • 2巻 → 同性
  • 3巻 → 異性

順をおっていっているわけですね。

それは即ちアキラの成長過程でもあるわけです。

 

中学生になったところからじっくり描かれているのは、やはりこの年頃が分岐点でもあり、「オレ」が「私」になる重要な期間だからです。

「男の子」と「女の子」から「少年」と「少女」へと成長していく中で、周囲が変わると同時にアキラもまた変わっていく。

それは自然なことだけど、男から女になったアキラにとっては、その変わっていくことが良いことなのか悪いことなのか分からず、不安も大きい。

このシーンが好きです。アキラが「女子だな」と言いながら、一生受け入れられないと内心で思う、なんともいえない1シーン

「オレが私になるまで」 3巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

いまだ消えぬトラウマもあります。

それでも時は容赦なく流れアキラを変化させていく。

 

この巻でもまた気になる終わり方をしており、アキラがどう思って行動していくのか、やきもきしながら4巻を心待ちにしたい。

しかし、アキラはどんどん可愛くなっていきますね。

この巻で何倍にもレベルアップしています!

もともと男の子だったためか女の子として擦れておらず、臆病だから色々と知らず純真で、こんな女の子が近くにいたら男子はたまらないでしょうね(笑)

 

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