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【ブックレビュー】生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ(著:知念実希人)

更新日:

【作品情報】
 作品名:生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ
 著者:知念 実希人
 ページ数:320
 ジャンル:ミステリー
 出版社:新潮社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 犯人のクソ度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : シリーズ読者。ライトなメディカルミステリ―が好き

■作品について

東京から新横浜へと向かう新幹線、移植のための心臓を運んでいたコーディネーターが襲撃され、臓器が奪われる。
さらに、同様の事件が天医会総合病院でも発生し、警察は捜査に乗り出した。
心臓、肺、肝臓、腎臓。生命のリレーの最中、踏みにじられる死者達の遺志。
いったい誰が、何の目的で?
非道の犯行を前に、天久鷹央は真相解明に動くが、その動機は思いもよらぬものだった……。

■良かった点

今回のテーマは臓器移植。
医療を扱う作品では、これも色々と扱われてきた題材ですね。
本作では、臓器が奪われる事件が続発する。
臓器の略奪となれば、当然ながらそれを望む患者がいて、それにまつわる事件だと思うのが当然のこと。
しかしながら、本作ではまた異なる理由から臓器が略奪されていく。

最初の謎というかは比較的わかりやすい。
臓器は誰がどのようにして病院から持ち去ったのか。
その臓器はどこにあるのか。
まあ、その理由というか背景はちょっとそこまで理解するのは難しいかもしれないけれど、状況から紐解くことはできるかも。

ただしそれだけでは終わらず、更なる事件の裏というかがあるのだが、これはかなり胸糞悪い犯人側の理由、行為がある。
きちんとそこまで謎を解き、犯人に鉄槌をくらわしてくれるのはありがたい。
そして今回の事件だけでなく今までの事件を通して、鷹央が少しずつだけれど成長を見せてくれているのも分かる。
医療分野については相変わらず専門的なのでこちらでは判断つかない。
そういうものだと割り切って読み進めればそこは良し。

読みやすさは変わらず、ライトな文体のメディカル・ミステリーとして安定して楽しめる一作。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

統括診断部の三人の掛け合いは、安定していると言えばしているけれど、マンネリといえばマンネリ。
毎回、同じネタ、同じやり取りなので、食傷気味にもなりかねない。

 

 

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