SF 書評

【ブックレビュー】裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ(著:宮澤 伊織)

更新日:

【作品情報】
 作品名:裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ
 著者:宮澤 伊織
 ページ数:320
 ジャンル:SF
 出版社:講談社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ラストの衝撃度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : どんでん返し系が好き

 

■作品について

前巻でのコトリバコの呪いをどうにか切り抜けた空魚と鳥子の二人は、懲りずに裏世界の探索を再開する。
そんな中、さらに距離が近づいてくる怪異たちと閏間冴月の影。
新たな冴月の教え子なんかも現れて、これからどうなるのか?

都市伝説、ネットロアをめぐる、百合SFの第三弾。

【関連レビュー】
「裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル」
「裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト」

■良かった点

百合度がさらにアップしています!
空魚と鳥子もそうですが、カラテカちゃんと新キャラのヤンキー娘。
二人は幼馴染で、昔はヤンキーがカラテカを守っていたようだけど、今やカラテカちゃんの方が強くなっている。
そんなカラテカちゃんが、空魚のことをセンパイ、センパイと慕うもんだから、焼きもちをやくヤンキー。
なんか可愛いぞ・・・・
と、本編よりも百合が気になってしまうくらいである。

そして、さらに空魚のヤバさが際立ってきている巻でもある。
クレイジーサイコ百合というが、本当に空魚はヤバい。小桜からは完全に「サイコパス」扱いであるが、それもさもありなん。
どういう生き方、育ち方をしたんだよと思ったら、書かれていた。
でもその環境で、そういう方向にいくのが凄い。

なんか内容そっちのけでキャラのことばかりだが、展開的には新キャラが出てきてまた動く。
冴月を慕う、るなという少女。
鳥子の手、空魚の目に続き、るなは声である。
手や目よりも、意識しなくても聞こえてしまうだけに声は厄介ですね。

そして、冴月の影がより濃くなってきている。
明らかにヤバい冴月だが、そんな冴月にこだわる鳥子と桜子、どこまで冴月にやられてしまっているのだろう。
そんな鳥子を見てこじらせる空魚もアレなのだが。
可愛らしい表紙や挿絵だが、登場人物は色々とヤバい。
だけど、それもまたこの作品の魅力なんだけど。
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■ここが改善できるともっとよかったかも?

能力バトルになってしまうと、求めているものと違ってきちゃうかな。
特殊能力があるのは良いのだけれど、能力のインフレを起こすような展開にはしないで欲しい。
あくまで、裏世界を探検するための補助的能力、におさめてほしいなぁ。
もうちょっと怪異が欲しい。

 

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