SF 書評

【ブックレビュー】裏世界ピクニック 果ての浜辺のリゾートナイト

更新日:

【作品情報】
 作品名:裏世界ピクニック 果ての浜辺のリゾートナイト
 著者:宮澤伊織
 ページ数:352ページ
 ジャンル:SF
 出版社:早川書房

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 百合テイスト : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : あからさまな百合ではないのが良い!

 

■作品について

前作、「二人の怪異探検ファイル」からの続編。
今作では、前回「きさらぎ駅」で別れてしまった米軍の救出作戦から始まる。
女子大生二人が軍隊を救出するというありえない流れだが、この裏世界においては鳥子と空魚の方が生存に適しているのは事実。二人は軍人たちを率いて出口を目指す。
もちろんそれ以外にも、サブタイトルにあるように裏世界のビーチでリゾート……とはさすがにいかないが、浜辺で二人イチャイチャしたり(嘘)、空手少女に慕われて戸惑う空魚とか、相変わらず裏世界を満喫する。

しかし、そんな展開が続くと思いきやラストで一転する。
ラスボス感満載の冴月の登場によって。

■良かった点

サブタイトルがなんか良いですね。

「果ての浜辺のリゾートナイト」

って、語呂も良くて言いやすい。
内容も、タイトルからは「素敵なリゾートの夜を浜辺のホテルなんて!」と思いたくなりますが、当然のようにそんなわけがない。
こんなリゾートナイトだったらお断りですけれど、空魚は鳥子と二人だったらなんでも良いのですかね。

さて今回もネットロア、都市伝説にまつわる怪異が二人を襲い、尚且つ新しい女の子キャラが登場し尚且つ空魚に懐いている模様で、今後も登場して関係してくるのか気になる所・・・なんだけど、冴月との対決が近そうでそっちの方に意識が集中してしまう。

今回も高レベルの百合の香りを感じさせつつ、恐さを送ってくれる逸品。
といいつつ、私はやはり恐さは感じないんですよね。
SF、ファンタジー世界だからと思ってしまうので。

ところで本作の中の一つのネットロア、「猫の忍者に襲われる」ってなんじゃそりゃ?
と思ってググッてみたら本当にあるんですね。
誰が最初にこれを言い出して、気が付くんだろう。
むしろそれこそ不思議な世界に思える。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

 空手少女がもっと空魚に絡んで百合な展開きてくれたら素晴らしかったのですが、それは次回のお楽しみということで良いのですよね?
 まあこの作品はあからさまな百合というものでもないのですが、妄想させる余地が大きいのが良いですね。

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