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エンタメ 書評

【ブックレビュー】世界でいちばん透きとおった物語(著:杉井光)

更新日:

【作品情報】
 作品名:世界でいちばん透きとおった物語
 著者:杉井光
 ページ数:240
 ジャンル:エンタメ
 出版社:新潮社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 透きとおった物語度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : ちょっとトリッキーな作品に興味あり

■作品について

 大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。
 女癖が悪かった宮内は、妻帯者でありながら多くの女性と交際しており、そのうちの一人とは子供までつくっていた。
それが僕だ。

 宮内の死後、彼の長男から僕に連絡が入る。
「親父は『世界でいちばん透きとおった物語』というタイトルの小説を死ぬ間際に書いていたらしい。遺作として出版したいが、原稿が見つからない。なにか知らないか」

 奇妙な成り行きから僕は、一度も会ったことがない父の遺稿を探すことになる。知り合いの文芸編集者・霧子さんの力も借りて、業界関係者や父の愛人たちに調べを入れていくうちに、僕は父の複雑な人物像を知っていく。
 やがて父の遺稿を狙う別の何者かの妨害も始まり、ついに僕は『世界でいちばん透きとおった物語』に隠された衝撃の真実にたどり着く――。

■良かった点

主人公は、大御所ミステリ作家・宮内彰吾が愛人に産ませた子供。
その会ったこともない父親が死んだあと、主人公に連絡が入る。
宮内彰吾は亡くなる前に『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を書いていたらしい。
遺稿となるその作品の行方を成り行きから探すことになる主人公。
関係者を巡っていくうちに少しずつわかってくる、会ったこともない父親の姿。
そして、その作品の内容とは。

ミステリ―要素を含んだ作品。
最後の作品はどこにあるのか。
その内容はどのような物語なのか。
『世界でいちばん透きとおった物語』というタイトルに込められた意味は。
そういったところを読みながら探っていく。
そして明らかになった真相というから、ラスト。
これは、予想がつかなかった。
あ、そういうこと、と思わず驚いて読み直したというかなんというか。
ネタバレになるから詳しいことは言えないけれど。
これは唯一無二のネタというか、これ一回きり、同じようなネタも二度とは使えないというものだった。

うーん、本当に説明が出来ない。
仕掛がね、あの、そうなの。
そういう意味で、一度人に読ませてみたい作品、かもしれない。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

明らかになった時は驚いた。
ただ、ネタは凄いと思うけれど、作品内容的には少し物足りないと感じる可能性も・・・

 

 

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