ミステリー 書評

【ブックレビュー】全日本探偵道コンクール セーラー服と黙示録(古野まほろ)

更新日:

【作品情報】
 作品名:全日本探偵道コンクール セーラー服と黙示録
 著者:古野 まほろ
 ページ数:496ページ
 ジャンル:ミステリー
 出版社:角川書店

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 むしろファンタジー度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 魔女裁判に詳しくなりたい

 

■作品について

孤島に設立された探偵養成学校、聖アリスガワ女学校。
今回挑むのは、高校生探偵の日本一を決める『探偵の甲子園』
地区予選を勝ち上がり、対決するは愛知県立勁草館高校代表の三人。
先鋒として先陣を切るのは茉莉衣。
勝負の行方はいかに?

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※「ぐるりよざ殺人事件」も読んだのですが、図書館本でちょっと手元にないのでまた別途・・・・

■良かった点

新作、何が来るかと思ったら、「探偵コンクール」、「探偵の甲子園」ですか!
こうくるとはさすがに予想していなかったな。
三人一組で、一人ずつ推理合戦を繰り広げていくというモノ。
その推理も、舞台、登場人物を大掛かりに作ってあり、どんだけ金かけてやっているんだと笑いたくなる。
でも、それが真面目なのがこの本の世界なのである。

アリスガワ女学校から先鋒として勝負に出たのは「ホワイダニット異才」・茉莉衣。
対するは穴井戸栄子。
「セーラー服」vs「天帝」シリーズのクロスオーバーなわけだが、別に作品だけでも楽しめるので問題ない。
知っていればより楽しめる、ということ。

戦いの舞台は、横溝正史を思わせる村での殺人事件。
ただしもちろん、本当に殺人が起きるわけではなく、あくまで出題なので劇である。
舞台の中で、探偵役の茉莉衣たちも出演して謎を解いていくわけで、メタ的な作品に仕上がっている。
それがラストのオチにも繋がっているわけなのだが、この辺は好みによるかもしれません。
私は、「ああ、そういうのもアリかー」と思う感じでしたが、どうでしょう。

また本作には、「島津今日子の図書館」という短編も収録されている。
今日子らしい解決法で、短編でもあり読みやすい。
そのためか、こちらの方が印象に残ってしまった。長編のあとにあるっていうのもあるけれど。

さて、先鋒戦がこうして終わると、次の中堅、大将戦はいつになるのよと楽しみになる。
やはり、大将には今日子がなるのですかね。
どのような戦い、結末になるのか。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

一冊で一回戦か!
このあと二戦するのに二冊使うの?
さすがにそれは長すぎないかと思ってしまうのである。
やはり、ちょっと長いね。

 

全日本探偵道コンクール セーラー服と黙示録 (角川文庫)

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