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エンタメ 書評

【ブックレビュー】10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 1(著:館西夕木)

更新日:

【作品情報】
 作品名:10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 1
 著者:館西夕木
 ページ数:352
 ジャンル:エンタメ
 出版社:オーバーラップ

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 クソガキ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : 年の差ラブコメが好き

■作品について

東京のブラック企業を辞め、地元に帰ってきた有月勇(ありつきゆう)(28)。
新しい生活を始めようと意気込む矢先、出会ったのは謎の清純美少女JKだった。
彼女は勇に「自分の名前を当ててください」とゲームを仕掛けてくるが、会って間もない女の子の名前なんて分かるわけがない。
君は一体誰なんだ――?
――どうして気づいてくれないの!? 10年前はあんなに一緒に遊んだのに!
ずっと好きだった勇と再会した花のJK春山未夜(はるやまみや)。
勇もすぐに分かると思ったのに、当時のクソガキぶりが災いして、初めて出会ったかのように振る舞われ……?
ヒントなら出すから、はやく私に気づいてよ――!

■良かった点

男は社会人(アラサー)、女の子は女子高校生と、歳の差ラブコメの開幕(?)
ブラック企業で心を病んだ主人公の勇は十年ぶりに地元に戻ってきてあらたな生活を開始。
その地元で出会った清純な美少女は、実は十年前に勇がいつも面倒を見ていたクソガキだったけれど、変わりすぎていて気がつかない!
というところから始まる物語。

まあ、女の子の10年はそれだけ変わるのに十分な年月ですよね。
特に小学生から高校生なんて、どれだけ変わるか分かりません。

自分の正体に気がつかれなかった未夜は、あの手この手でちょこちょことヒントを出して勇から気づかせようと努力をする。
だけど全然気がついてくれなくて、ところが同じクソガキ仲間だったもう一人の真昼のことはすぐに分かって。
焼きもちが炸裂する未夜だけど、素直になれなくて。
そんなすれ違いを読みながら楽しんでいく。

物語は、10年前のクソガキ達との交流と現在を交互に描いて展開する。
過去にこんなことがあって、それが今はこんなことになっていて。
まあ、ある意味で過去は伏線にもなっているわけだけれど、あまりそんなこと考えずにクソガキとの交流を楽しめる。
クソガキかもしれないけれど、許容できるレベルのガキだっていうところもいい感じか。
これが本当にどうしようもないクソガキだったら、会いたくもないとか思っちゃうかもだし。

過去と現在、そしてキャラクターで視点がころころ変わるけれど読みづらさはない。
今のところラブコメ展開は少なく、コメディ的に楽しく読めます。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

恋愛的な展開を強く期待していると、そこは物足りないと感じるでしょう。

 

 

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