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【マリみてSS(令×祐麒)】君の名は <前編>
~ 君の名は ~ <前編> 時は十二月の半ば。 寒風が身にしみる今日この頃、祐麒は落ち着かない日々を過ごしていた。 何しろ、クリスマスの日に会えないか、と誘ってしまったのだから。 ...
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【マリみてSS(清子×祐麒×アンリ)】じゃじゃ馬ならし?
~ じゃじゃ馬ならし? ~ 「……おい、どういうことなんだよ」 獲物を狙うかのような鋭い眼光が正面から見据えてきて、思わずちびりそうになる。比喩ではなく、本気で。 「ど、どういうことと ...
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【マリみてSS(栄子×祐麒)】呟き
~ 呟き ~ 栄子は困っていた。 約束したことだから違えるわけにはいかないが、ではどうすればよいのか。仕方ないので昔からの友人に相談した。 「――え? なんだっけ?」 細川美月は眉 ...
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【マリみてSS(可南子×祐麒)】真夏の放物線 <おまけ>
~ 真夏の放物線 ~ <後編> シャワーをから出ると、冷蔵庫から麦茶を取り出してコップに注いで飲み干し、それでもまだ体が火照っていたので冷凍庫から残っていたアイスを取り出した。 「あ、可南子、私に ...
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【マリみてSS(山村先生×祐麒)】武士道トゥエンティーX (1)
~ 武士道トゥエンティーX (1)~ 誰かが呼んでいるような気がしたが、その声もぼやけて聞こえてきていて良くわからなかったし、それ以上に面倒くさくてだるくて応じる気が起こ ...
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【マリみてSS(可南子×祐麒)】真夏の放物線 <後編>
~ 真夏の放物線 ~ <後編> ウォータースライダーのあるエリアには、文字通り様々なウォータースライダーがあり、好きな人は一日中滑りまくっているかもしれない。人も多く、大人から子供まで ...
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【マリみてSS(祐巳×祐麒)】やさしくしてね
~ やさしくしてね ~ 祐巳と二人の疑似恋人生活(一週間限定)の二日目。昨日の夜から朝にかけてちょっとしたハプニングもあったが、午前中には落ち着き、午後からは買い物に出かけていた。欲しい本が発売され ...
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【マリみてSS(三奈子×祐麒)】夏の予感
~ 夏の予感 ~ 梅雨はまだ明けていないけれど、気温だけは容赦なく上昇し、蒸し暑さと不快感ばかりがぐんぐんと上がっていく季節。夏本番になれば、それはそれで猛暑が襲い掛かっ ...
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【マリみてSS(可南子×祐麒)】真夏の放物線 <前編>
~ 真夏の放物線 ~ <前編> 真夏である。 身を焦がす太陽の光線に日々焼かれ、祐麒の肌はこんがりと美味しそうな色になっている。中学時代は野球に明け暮れて、もっと真っ黒 ...
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【マリみてSS(江利子×祐麒)】運命の選択!? <おまけ>
< おまけ > 「……本当に、今日は酷い目にあった」 ひっぱたかれ、引っ掻かれ、祐巳たちには変態扱いされ、騒ぎすぎて隣の人から文句が出て、GWも終わりだというのにろくなことがなかった。 「ごめんなさ ...